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デモステネス · Demosthenes
第十七弁論 アレクサンドロスとの盟約について
On the Treaty with Alexander
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
4
§1-8–§24-30
対訳文数
285
日本語 88 · English 55 · 简体中文 57 · 한국어 85
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. I. Butcher, S. H., editor. Oxford: Clarendon Press, 1903.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、マケドニア王アレクサンドロスとの間で結ばれた「共通の平和(コイネー・エイレーネー)」の条約をめぐり、アテナイ市民に向けて行われた政治演説である。演者は、マケドニア側がメッセネへの僭主の復帰やペレネにおける民主政の打倒など、条約が保障する諸都市の自由と自治に反する数々の違法行為を行っていると告発する。さらに、海上輸送の妨害やアテナイのピレウス港への違法な進入など、具体的な条約違反の実態を厳しく弾劾する。演者は、国内のマケドニア支持派がアテナイ側にのみ一方的な条約遵守を求める不条理を批判し、アテナイが今なお保持する海上覇権を背景に、自衛と権利回復のために立ち上がるべきだと説く。そして、条約の規定に基づき、違反者であるマケドニアに対して武器を取り、正当な戦いに打って出ることを強く呼びかける。
