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デモステネス · Demosthenes
第十二弁論 ピリッポス書簡
Philip’s Letter
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
3
§1-8–§17-23
対訳文数
258
日本語 80 · English 48 · 简体中文 55 · 한국어 75
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. I. Butcher, S. H., editor. Oxford: Clarendon Press, 1903.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、マケドニア王フィリッポス2世がアテナイ市民に向けて送ったとされる書簡形式の弁論である。著者は、アテナイ側が犯した数々の平和条約違反や敵対行為を具体的に列挙し、その不当性を激しく追及する。前半では、マケドニアの伝令官の監禁やペルシア王との内通といった具体的な不法行為が告発される。中盤では、カルディアやペパレトスなどの係争地をめぐる紛争において自らの正当性を主張し、アテナイ側の二重基準を批判して裁判による解決を促す。後半では、アテナイが裁判や和平交渉を拒否し、アンフィポリスの領有権を不当に主張し続けていることを論駁する。最終的にフィリッポスは、歴史的かつ法的な正当性が自らにあることを宣言し、アテナイの不法行為に対して自衛の決意を表明して締めくくる。
