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デモステネス · Demosthenes
第十一弁論 ピリッポス書簡への返答
Answer to Philip's Letter
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
3
§1-8–§16-23
対訳文数
171
日本語 51 · English 35 · 简体中文 34 · 한국어 51
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. I. Butcher, S. H., editor. Oxford: Clarendon Press, 1903.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本書は、マケドニア王フィリッポス2世の敵対的行為に対して、アテナイ市民に断固たる決戦の覚悟を迫る政治弁論です。演説者はまず、フィリッポスの和平提案の不誠実さを暴露し、マケドニアとその同盟国の間にある不信感や、彼らの国力の潜在的な脆弱性を分析します。続いて、一見成功しているように見えるマケドニアの内部では、王の過剰な名誉欲と臣下たちの不満による利害の不一致が生じていることを指摘します。最後に演説者は、アテナイが歴史的優位にあるにもかかわらず劣勢に立たされているのは、市民の怠惰と言葉だけの消極性に原因があると痛烈に批判します。そして、口先だけの平和を捨て、具体的な軍事行動と自己犠牲を伴う戦争への備えを即座に固めるよう強く訴えかけます。
