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デモステネス · Demosthenes
第十弁論 ピリッポス弾劾 第四演説
The Fourth Philippic
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
9
§1-7–§69-76
対訳文数
780
日本語 241 · English 148 · 简体中文 161 · 한국어 230
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. I. Butcher, S. H., editor. Oxford: Clarendon Press, 1903.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
デモステネスによる本作は、マケドニア王フィリッポス2世の軍事的脅威が迫るなか、アテナイ市民に決断と行動を促す政治演説である。演者は、フィリッポスが和約を無視して各地で侵略を続け、アテナイの民主制そのものの破壊を目論んでいる現状を警告する。そのうえで、場当たり的な対応を排し、常備軍の組織やペルシアとの同盟交渉、財政・軍事体制の厳格な管理といった具体的対抗策を提示する。また、国内を分断している観劇手当(テオーリコン)をめぐる貧富の対立を解消し、市民が一丸となって国難に当たるべきだと説く。さらに、平和を口実に不作為を推奨し、敵に買収されて国家を危機に陥れる親マケドニア派政治家の欺瞞を厳しく告発する。市民が甘言に耳を貸すのをやめ、主体的かつ現実的な防衛行動を起こすことを強く求めて演説を結ぶ。
