ホメロス風讃歌

ホメロス風讃歌 · Homeric Hymns

第2歌 デメテル讃歌

Homeric Hymn 2 to Demeter

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ジャンル
Poetry
引用方式
line
チャンク数
7
§1-73–§426-495
対訳文数
855
日本語 306 · English 138 · 简体中文 163 · 한국어 248

底本

Anonymous. Hesiod, The Homeric Hymns and Homerica. Evelyn-White, Hugh G., editor. London: William Heinmann; New York: The Macmillan Co., 1914.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、豊穣の女神デメテルと娘ペルセポネの離合、そしてエレウシスの秘儀の起源を描いた叙事詩的な賛歌です。物語は、ペルセポネが冥界の王ハデスにさらわれ、悲嘆に暮れたデメテルが手がかりを求めて地上を彷徨う場面から始まります。ゼウスの関与を知って激怒したデメテルは、オリンポスを去って人間の姿に身をやつし、エレウシスの地で人間の幼子を不死にしようと試みますが、母親の無理解から激怒し、自らの正体を明かして神殿を建てさせます。デメテルがその神殿に籠もって大地に深刻な飢饉をもたらしたため、人類の滅亡を恐れたゼウスは仲裁に乗り出します。ペルセポネは地上へ戻ることを許されますが、冥界でザクロの種を口にしていたため、一年のうち一定期間を冥界で過ごさねばならない運命となります。最終的に母娘は再会を果たし、デメテルは大地に実りを取り戻すとともに、エレウシスの人々へ神聖な秘儀を伝授してオリンポスへと帰還します。