イソクラテス

イソクラテス · Isocrates

アレイオス・パゴス会演説

Areopagiticus

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
9
§1-10–§76-84
対訳文数
680
日本語 214 · English 122 · 简体中文 147 · 한국어 197

底本

Isocrates, Vol 2. Norlin, George, editor. Cambridge, MA, Harvard University Press; London, William Heinemann Ltd. 1929 (printing).

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、アテナイの弁論家イソクラテスが、現状の繁栄の裏に潜む危機を警告し、国家の再建策を提示した政治的弁論です。著者は、現在のアテナイが直面する危機の原因を基本となる政体の欠陥に求め、ソロンやクレイステネスが築いたかつての優れた民主政に立ち戻るべきだと主張します。特に、かつて若者の教育や市民の道徳的監視を担い、国家の秩序を維持していたアレオパゴス評議会の権限と役割を再興することの重要性を説きます。彼は、この提案が寡頭政の擁護ではなく、祖先伝来の真の民主政への回帰であることを強調し、三十人僭主の過酷な支配と対比してその正当性を訴えます。最後に、現代の市民の道徳的堕落や国家の衰退を嘆きつつ、偉大な祖先の国制に回帰することこそがアテナイと全ギリシアを救う唯一の道であると結びます。

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