ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
9
§1-10–§73-81
対訳文数
587
日本語 196 · English 103 · 简体中文 131 · 한국어 157
底本
Isocrates, Vol. 3. Van Hook, Larue, editor. Cambridge, MA, Harvard University Press; London, William Heinemann Ltd., 1945 (printing).
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、キプロス島サラミスの王エヴァゴラスの死を悼み、その生涯と比類なき美徳を讃える追悼弁論です。著者はまず、従来の詩歌に代わって散文によって生身の人間を称賛することの困難さと意義を説きます。続いて、神話に連なる高貴な家系から生まれながらも流亡の身となったエヴァゴラスが、少数精鋭で王位を奪還する劇的な歴史が語られます。彼の統治は、知性と正義に満ちた内政だけでなく、アテナイとの同盟やペルシア帝国への対抗といった対外的な軍事的成功によっても特徴づけられます。結末では、有形の肖像画よりも言論による「徳の肖像(エイドーロン)」こそが不滅の価値を持つとされ、後継者である息子のニコクレスに対し、父の偉大な模範に従って自己を錬磨するよう促して締めくくられます。
