ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
6
§1-8–§46-54
対訳文数
534
日本語 174 · English 101 · 简体中文 103 · 한국어 156
底本
Isocrates, Vol. 1. Norlin, George, editor. Cambridge, MA, Harvard University Press; London, William Heinemann Ltd., 1928 (printing).
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、キプロス島のサラミスの若き王ニコクレスに対し、君主としての理想的なあり方と具体的な統治の指針を授ける演説です。著者は冒頭で、王への物質的な贈り物よりも、統治のための知恵を与えることこそが最も価値ある贈り物であると宣言します。そして、国家を維持・発展させるために、王自身がまず自らの魂を鍛え、知性を磨くべきであると説きます。さらに、民衆への愛や公正な法の整備、適切な友人の選び方、自己制御、そして威厳と親しみやすさの調和など、実践的な統治の心得が具体的に示されます。終盤では、一般の人々が快楽や甘言を好むのに対し、真の支配者は哲学と経験を通じて徳を体得し、優れた助言者の言葉を重んじて不朽の名声を残すよう強く求めています。
