ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
6
§1-7–§42-50
対訳文数
422
日本語 123 · English 83 · 简体中文 95 · 한국어 121
底本
Isocrates, Vol. 3. Van Hook, Larue, editor. Cambridge, MA, Harvard University Press; London, William Heinemann Ltd., 1945 (printing).
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、ソフィストであるポリュクラテスの拙劣な弁論を批判し、正しい修辞技法の手本を示すために書かれた書簡体の弁論です。著者は、ポリュクラテスによる神話的なエジプト王ブシリスの弁護とソクラテスの告発が自己矛盾に陥っていると指摘します。その上で、著者は自ら正しい弁護の実例として、ブシリスを高貴な出自とエジプトの国制・法制度の優れた創始者として称賛します。特に、エジプトにおける職業の分業制度や祭司階級による学問の発展、そして人々の敬虔さを描き出します。さらに、世間に広まるブシリスの悪名が年代的矛盾をはらむ虚偽の神話であることを論証し、神々をおとしめる詩人たちを厳しく批判します。最後に、不適切な弁論が修辞学や哲学全体の評判をおとしめることを警告し、相手に謙虚な自己改善を促して締めくくられます。
