ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
7
§1-10–§60-69
対訳文数
475
日本語 154 · English 83 · 简体中文 105 · 한국어 133
底本
Isocrates, Vol. 3. Van Hook, Larue, editor. Cambridge, MA, Harvard University Press; London, William Heinemann Ltd., 1945 (printing).
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、ギリシア神話に登場する絶世の美女ヘレネを主題とし、真の弁論と美の価値を追究する修辞学的演説(エピデイクセス)です。著者は冒頭で、不毛な論争や取るに足らない主題に終始するソフィストたちの安易な弁論を厳しく批判し、困難かつ高潔な主題を扱うことの重要性を説きます。続いて、ヘレネを称賛する導入として、彼女の美に魅了された英雄テセウスの卓越した業績と美徳を詳しく描き出します。さらに、パリスによる「美の審判」の妥当性を擁護し、トロイア戦争を「美」をめぐる東洋と西洋の歴史的衝突として位置づけます。最終的に、美は神々さえも魅了する至高の価値であり、ヘレネの美しさがギリシア人を団結させ、野蛮人に対する勝利をもたらしたことを論じて、彼女の神聖な恩恵を称賛します。
