ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
7
§1-8–§49-58
対訳文数
613
日本語 181 · English 129 · 简体中文 137 · 한국어 166
底本
Isocrates, Vol. 3. Van Hook, Larue, editor. Cambridge, MA, Harvard University Press; London, William Heinemann Ltd., 1945 (printing).
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、アテナイの著名な両替商パシオン(Pasion)を相手取り、預託した金の返還を求める法廷弁論である。原告は、黒海沿岸のボスポロス王国からアテナイにやってきた若い異邦人であり、本国での政治的危機から財産を隠匿するために、パシオンの銀行に資金を預けた。しかし、パシオンは原告の窮地を利用して預託金の存在を否定し、その金を横領しようとした。弁論の中で原告は、パシオンが事件の真相を知る奴隷の拷問(糾問)を頑なに拒否したことや、預託に関する合意契約書を改ざんしたことなど、彼の悪質な欺瞞と矛盾を次々と暴いていく。様々な証言や間接的証拠を提示しながら、原告はパシオンの不誠実さを論証し、最後にアテナイの裁判員に対して公正な判決を下すよう懇願する。
