ジャンル
Others
引用方式
chapter
チャンク数
3
§1-2–§4-5
対訳文数
383
日本語 123 · English 75 · 简体中文 84 · 한국어 101
底本
Plutarch. Plutarchi Chaeronensis Moralia, Vol IV. Vernardakēs, Grēgorios N., editor. Leipzig: Teubner, 1892.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本書は、愛や情愛、求婚をめぐる争いが引き金となり、関係者のみならず国家や都市の運命を揺るがす悲劇へと発展していく様を描いた短編物語集です。古代ギリシアの様々な地方を舞台に、男女の愛執が招く恐ろしい因果応報がオムニバス形式で綴られます。前半では、美しい若者をめぐる拉致の試みや争いが不慮の死を招き、それが都市の創建へとつながる劇的なエピソードが紹介されます。中盤から後半にかけては、娘たちを奪われた父親の無念や不当な追放に対する復讐が描かれます。それらはレウクトラの戦いにおけるスパルタの敗北や、神罰としての巨大な地震など、共同体の破滅や国家規模の災厄へと連鎖していきます。情欲の暴走がもたらす凄惨な結末と、避けることのできない運命の報いを示す作品です。
