プルタルコス

プルタルコス · Plutarch

妬みと憎しみについて

On Envy and Hate

ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。

ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
2
§1-5–§6-8
対訳文数
215
日本語 78 · English 35 · 简体中文 38 · 한국어 64

底本

Plutarch. Plutarchi Chaeronensis Moralia, Vol. IΙI. Vernardakēs, Grēgorios N., editor. Leipzig: Teubner, 1891.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、人間が抱く「妬み(フトノス)」と「憎しみ(ミソス)」という二つのネガティブな感情の本質的な違いと類似性を探求した哲学的なエッセイです。著者はまず、これらの感情の定義を試み、憎しみが邪悪さへの反発や自己防衛から生じ、動物にも見られるものであるのに対し、妬みは他者の幸運に対する不当な不快感であり人間関係に特有のものであると指摘します。続く後半部分では、植物の成長やソクラテスの弾劾、光と影の関係といった多様な比喩を用いて、両者の性質の違いをさらに深く分析します。恩恵や不運を前にしたときにこれら二つの感情がどのように異なる反応を示すかが対比され、それぞれの心理的メカニズムが鮮やかに描き出されます。読者は、一見似通った二つの情念の間に横たわる決定的な差異を体系的に理解することができます。

目次

2 チャンク

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