プルタルコス

プルタルコス · Plutarch

お喋りについて

On Talkativeness

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ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
13
§1-2–§23
対訳文数
1,262
日本語 442 · English 193 · 简体中文 283 · 한국어 344

底本

Plutarch. Plutarchi Chaeronensis Moralia, Vol IΙI. Vernardakēs, Grēgorios N., editor. Leipzig: Teubner, 1891.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、おしゃべり(多弁)がもたらす害悪を明らかにし、それを克服するための実践的な治療法を提示する哲学的な道徳論です。前半では、他人の話を聞かず周囲から敬遠されるおしゃべりな人々の実態が、ユーモラスな逸話を交えて描かれます。さらに、秘密を守れないことが招いた歴史的な災厄や個人の悲劇など、多弁がいかに人間関係や社会において致命的な破滅をもたらすかが、数々の具体例とともに論じられます。これに対して著者は、賢者たちの沈黙の美徳を称え、沈黙がいかに言葉より優れているかを説きます。後半では、この根深い病癖を治療するための具体的な訓練法が提案されます。他人の質問を横取りしないことや、回答の前に間を置くこと、自身の得意な話題を自制することなどが推奨され、最終的には自己反省と日々の訓練によって沈黙の価値を体得することを目指します。