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プルタルコス · Plutarch
心の平静について
On Tranquillity of Mind
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
13
§1-2–§20
対訳文数
1,009
日本語 322 · English 162 · 简体中文 226 · 한국어 299
底本
Plutarch. Plutarchi Chaeronensis Moralia, Vol III. Vernardakēs, Grēgorios N., editor. Leipzig: Teubner, 1891.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、著者から友人パッキオスに宛てて、いかにして「心の平穏」(エウテュミア)を得るべきかを論じた哲学的な書簡体論考です。著者は、何もしないことで平穏が得られるという消極的な立場を批判し、平穏とは理性的な訓練と高貴な行動によって内面から築かれるものであると主張します。議論は、外的な境遇や他者との比較に一喜一憂する人間の愚かさを指摘し、与えられた運命や手元にある善きものに目を向けることの重要性を説きます。ソクラテスやディオゲネスなどの豊富な歴史的逸話や詩句を引用しながら、自己の天性に適した生き方に専念し、死への恐怖を克服することを促します。最終的に、宇宙を神聖な神殿、人生そのものを最も完全な祭りと捉え、良心に基づき日々を肯定的に生きることこそが、真の心の平穏をもたらすと結論づけています。
