プルタルコス

プルタルコス · Plutarch

デルポイのEについて

On the E at Delphi

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ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
10
§1-2–§21
対訳文数
814
日本語 273 · English 131 · 简体中文 167 · 한국어 243

底本

Plutarch. Plutarchi Chaeronensis Moralia, Vol 3. Vernardakēs, Grēgorios N., editor. Leipzig: Teubner, 1891.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、デルポイのアポロン神殿に奉納された謎めいた文字「Ε(エプシロン)」の真意をめぐり、著者プルタルコスを含む知識人たちが交わした対話を記録した哲学・神学作品です。登場人物たちは、この文字の持つ意味について、数秘術的、天文学的、論理学的な視点から多様な解釈を次々と提示していきます。議論の前半では、Eが「5」を指し示すという説から、ピュタゴラス主義的な数秘学や、五元素と宇宙の対応関係、さらにはアポロン神の重視する論理学の「もし(エイ)」を意味するという説が語られます。しかし後半に至り、師アンモニオス(Ammonius)はこれら数学的な解釈を退け、Eが神への呼びかけである「汝はあり(エイ)」を意味するという深い形而上学的解釈を提示します。人間が変化と消滅の流転の中に生きるのに対し、神のみが不変の「今」に存在することを示し、デルポイのもう一つの神託「汝自身を知れ」との調和を語って対話を締めくくります。

目次

10 チャンク

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