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引用方式
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チャンク数
11
§1-2–§18
対訳文数
738
日本語 237 · English 137 · 简体中文 159 · 한국어 205
底本
Plutarch. Plutarchi Chaeronensis Moralia, Vol I. Vernardakēs, Grēgorios N., editor. Leipzig: Teubner, 1888.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、青年期に達した若者ニカンドロスに向けて、哲学的な講義や言論を正しく「聴く」ための心構えを説いた散文作品である。著者は、話すことに先立って謙虚に聴くことの重要性を強調し、自惚れや虚栄心、嫉妬がいかに学びを妨げるかを指摘する。聞き手はソフィストの空虚な美辞麗句や話者の名声に惑わされず、蜜蜂のように言論から実質的な有益さを汲み取るべきだと主張される。また、講義における適切な質問や称賛のあり方、さらには師からの率直な忠告や批判を甘んじて受け入れる謙虚さの必要性も具体的に論じられる。最終的に、心とは単に知識を満たすべき「器」ではなく、自発的に燃え上がらせるべき「薪」であると説き、主体的な思索こそがよく生きるための鍵であることを示して締めくくられる。
