ジャンル
Geography
引用方式
chapter.section
チャンク数
19
§1.1-1.3–§19.1-19.2
対訳文数
908
日本語 282 · English 167 · 简体中文 217 · 한국어 242
底本
Plutarch. Plutarch's Lives, Vol. VIII. Perrin, Bernadotte, editor. Cambridge, MA: Harvard University Press; London: William Heinemann Ltd., 1919.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、アレクサンドロス大王の宮廷書記官長から将軍へと登り詰め、大王亡き後の後継者(ディアドコイ)戦争を戦い抜いたカルディアのギリシア人、エウメネスの波乱に満ちた生涯を描く伝記です。出自や教育から始まり、大王の側近としての信頼獲得と確執、そして大王の急死後に始まるマケドニア将領たちとの熾烈な権力闘争が克明に綴られます。エウメネスは抜群の知略と忠誠心をもって騎兵部隊を組織し、宿敵クラテロスやネオプトレモスを打ち破るが、同時にマケドニア兵たちの反感も買います。その後、宿敵アンティゴノスとの戦いでは、ノラ要塞での籠城や奇策を用いた脱出、東方諸州のサトラップ(総督)たちとの心理戦など、彼の非凡な戦術と機転が遺憾なく発揮されます。しかし最後は、最強の歩兵部隊「銀盾兵」の裏切りによってアンティゴノスの手に渡り、悲劇的な最期を遂げます。異邦人の身でありながら、知力と不屈の精神で群雄割拠の時代を駆け抜けた男の軌跡が生き生きと描写されています。
