プルタルコス

プルタルコス · Plutarch

大カトー伝

Life of Cato the Elder

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ジャンル
Geography
引用方式
chapter.section
チャンク数
27
§1.1-1.7–§27.1-27.5
対訳文数
1,378
日本語 437 · English 231 · 简体中文 325 · 한국어 385

底本

Plutarch. Plutarch's Lives, Vol. II. Perrin, Bernadotte, editor. Cambridge, MA: Harvard University Press; London: William Heinemann Ltd., 1914.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本書は、共和政ローマを代表する政治家・軍人である大カト(マルクス・ポルキウス・カト)の生涯を描いた伝記である。カトは、その強健な身体と雄弁さ、そして極めて質素で自律的な私生活により、奢侈に流されつつあった当時のローマで異彩を放った。軍人としてはヒスパニアでの勝利やテルモピュライでの奇襲によって大きな軍功を挙げ、政治家としては政敵に対する容赦のない告発を続けた。さらに、監察官(ケンソル)に就任すると、徹底した風紀取り締まりや課税強化によってローマの道徳的浄化に努めた。一方で、家庭内では奴隷や息子を厳格かつ実利的に管理し、ギリシアの哲学や医療に強い不信感を抱いて独自の家庭運営を行った。晩年には著述や農業に親しみながらも、宿敵カルタゴの脅威を警告し続け、その破壊を訴えながら波乱に満ちた生涯を閉じる。