エウリピデス

エウリピデス · Euripides

断片

Fragments

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ジャンル
Fragmentary Texts
引用方式
fragment
チャンク数
35
§1-42–§1110-1132
対訳文数
6,203
日本語 1842 · English 1287 · 简体中文 1332 · 한국어 1742

底本

Euripides. Fragmenta. Tragicorum Graecorum Fragmenta. Nauck, August, editor. Leipzig: Teubner, 1889.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、古代ギリシア悲劇(主にエウリピデスの散逸した劇)から伝承された膨大な断片や格言を集めた作品群である。収録された断片は、富と貧困、老い、愛の力、運命の受容といった普遍的な倫理的・哲学的省察から、劇的な神話の場面まで多岐にわたる。前半では、アンドロメダの救出劇やアムピオンとゼトスの論争などが展開され、人間の限界や運命の不確実性が説かれる。中盤以降も、自国のために娘を犠牲にする母親の決意や、ファエトンの悲劇的な墜死といった、感情を揺さぶる劇的対話が描かれている。さらに、自然哲学的な死生観や神々の不条理な裁きに対する問いかけも繰り返される。全体を通じて、不条理な現実に直面する人間が抱く普遍的な知恵と葛藤が、鮮烈な詩句と対話によって描き出されている。