エウリピデス

エウリピデス · Euripides

ヘレネ

Helen

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ジャンル
Drama
引用方式
line
チャンク数
20
§1-80–§1619-1692
対訳文数
4,154
日本語 1258 · English 834 · 简体中文 928 · 한국어 1134

底本

Euripides. Euripidis Fabulae, Vol. III. Murray, Gilbert, editor. Oxford: Clarendon Press, 1913. (Reprinted 1920-1978)

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、トロイア戦争の原因となった美女ヘレネが実はエジプトに留め置かれており、戦地に向かったのは彼女の幻影だったという設定のもとに展開するギリシア悲劇である。舞台はエジプトの王宮前で、貞潔を守り続けるヘレネのもとに、難破した夫メネラオスが漂着することから物語が大きく動き出す。当初、メネラオスは目の前の妻が本物であると信じられないが、幻影の消滅によって真実を悟り、二人は劇的な再会を果たす。その後、ヘレネを妻にしようと狙うエジプト王テオクリュメノスを欺くため、二人は偽の海難葬儀を利用した命がけの脱出計画を立案する。この計略は見事に成功し、最後は天から降臨した双子の神ディオスクロイが王の怒りを静めることで、夫婦の無事な帰国と和解がもたらされて幕を閉じる。