エウリピデス

エウリピデス · Euripides

トロイアの女たち

The Trojan Women

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ジャンル
Drama
引用方式
line
チャンク数
14
§1-84–§1233-1332
対訳文数
2,734
日本語 820 · English 564 · 简体中文 606 · 한국어 744

底本

Euripides. Euripidis Fabulae, Vol. II. Murray, Gilbert, editor. Oxford: Clarendon Press, 1913. (Reprinted 1921-1962)

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、トロイア戦争の終結直後、敗北したトロイアの女性たちが辿る悲惨な運命を描いた悲劇です。舞台は陥落し灰燼に帰したトロイアの海岸であり、元王妃ヘカベを中心に、カサンドラやアンドロマケといった女性たちが、ギリシア軍の奴隷として分配されていく過酷な現実が描かれます。冒頭では、神々がギリシア軍の非道に対して復讐を誓いますが、地上の人間たちは神の介入を知らぬまま絶望の淵に立たされます。物語が進むにつれ、カサンドラの不吉な予言や、アンドロマケの幼子アスティアナクスの非情な処刑など、容赦ない悲劇が次々と女たちを襲います。戦争の原因となったヘレネをめぐる裁判的な対話を経て、最終的にアスティアナクスの遺骸を盾に載せて埋葬したヘカベたちは、炎上する祖国に最後の別れを告げ、奴隷としての船出へと連れ去られていきます。