エウリピデス

エウリピデス · Euripides

ヘカベ

Hecuba

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ジャンル
Drama
引用方式
line
チャンク数
15
§1-92–§1221-1295
対訳文数
2,922
日本語 868 · English 593 · 简体中文 687 · 한국어 774

底本

Euripides. Euripidis Fabulae, Vol. I. Murray, Gilbert, editor. Oxford: Clarendon Press, 1902. (Reprinted 1906-1974)

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、トロイア陥落後の悲惨な運命に翻弄される前王妃ヘカベの苦難と、壮絶な復讐を描いたギリシア悲劇です。舞台はトロイア対岸のトラキアの海岸。ヘカベはまず、最愛の娘ポリュクセネをギリシア軍の英雄アキレウスの生贄として奪われます。娘が誇り高く死を受け入れた直後、ヘカベは、同盟者であったトラキア王ポリュメストルに預けていた息子ポリュドロスが黄金欲しさに惨殺されていた事実を知ります。二重の絶望に直面したヘカベは、ギリシア総大将アガメムノンの黙認を得て、冷酷な復讐を計画します。彼女はポリュメストルと彼の子らをおびき寄せ、トロイアの捕虜女性たちとともに子どもたちを殺害し、王の目を潰します。最後はアガメムノンの審判により、裏切り者のトラキア王は孤島に流され、復讐を果たしたヘカベたちもまた哀しい予言と余韻を残しながら、ギリシアへの帰途に就きます。