エウリピデス

エウリピデス · Euripides

アンドロマケ

Andromache

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ジャンル
Drama
引用方式
line
チャンク数
15
§1-80–§1196-1288
対訳文数
2,608
日本語 813 · English 506 · 简体中文 611 · 한국어 678

底本

Euripides. Euripidis Fabulae, Vol. I. Murray, Gilbert, editor. Oxford: Clarendon Press, 1902.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、トロイア戦争の敗戦により奴隷となったアンドロマケの受難と、支配者たちの愛憎の交錯を鋭く描いたギリシア悲劇です。舞台はテッサリアのプティアであり、ネオプトレモスの奴隷となったアンドロマケと、不妊に苦しみ彼女を逆恨みする正妻ヘルミオネ、そしてその父メネラオスとの命がけの対立が中心となります。物語の前半では、神殿に身を寄せるアンドロマケが子供の命と引き換えに絶体絶命の危機に陥りますが、夫の祖父ペレウスが間一髪で介入し、窮地を脱します。しかし、その裏でヘルミオネを狙うオレステスの陰謀が動き出し、主人ネオプトレモスが旅先で暗殺されるという凶報がもたらされます。最後にペレウスが絶望に沈む中、海の女神テティスが天から現れて一族の未来と死者の救済を告げ、悲劇的な中にも神話的な救いをもって物語は幕を閉じます。