カルタゴのキュプリアヌス

カルタゴのキュプリアヌス · Cyprian of Carthage

主の祈りについて

On the Lord's Prayer

ラテン語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。

§1-4 から読む →作品全体を PDF
範囲範囲を PDF
目次へジャンプ
ジャンル
Theology
引用方式
section
チャンク数
12
§1-4–§35-36
対訳文数
1,353
日本語 492 · English 194 · 简体中文 296 · 한국어 371

底本

Cyprian. Saint. S. Thasci Caecili Cypriani Opera omnia, Pars I (Corpus Scriptorum Ecclesiasticorum Latinorum, Volume 3.1). Hartel, Wilhelm von, editor. Vienna: Gerold, 1868.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本書は、キリストが自ら授けた「主の祈り」について、その深い神学的意義と信徒が祈るべき態度を解説した信仰の指導書です。著者はまず、祈りが個人的な利益ではなく共同体の一致と平和のために捧げられる「公共の祈り」であるべきだと説き、謙虚で静粛な態度を求めます。続いて、「天におられる私たちの父よ」から始まる各請願を順に釈義し、日々の聖化、霊と肉体の調和、富への執着からの解放、そして他者を許すことによる和解の重要性を論じます。さらに、主の祈りが律法と預言の本質を簡潔に要約したものであることを示します。後半では、キリストの模範に倣って雑念を払い、施しや断食などの善行を伴わせながら、朝夕や日中の定められた時間に絶えず祈るという実践的な生活態度を提示して結びます。