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カルタゴのキュプリアヌス · Cyprian of Carthage
嫉妬と羨望について
On Jealousy and Envy
ラテン語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Theology
引用方式
section
チャンク数
6
§1-3–§16-18
対訳文数
658
日本語 218 · English 118 · 简体中文 153 · 한국어 169
底本
Cyprian. Saint. S. Thasci Caecili Cypriani Opera omnia, Pars I (Corpus Scriptorum Ecclesiasticorum Latinorum, Volume 3.1). Hartel, Wilhelm von, editor. Vienna: Gerold, 1868.
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、カルタゴの司教キプリアヌスが信徒に向けて、軽視されがちだが極めて破壊的な悪徳である「妬みと羨み」の危険性を警告し、それを克服するよう説く神学的・倫理的著作です。著者はまず、悪魔が自らの嫉妬によって破滅し、人間をも罠に陥れたことを指摘します。さらに、カインやエサウ、サウルといった聖書における具体例を引きながら、妬みがあらゆる罪や不和の根源であることを論じます。続いて、この悪徳が魂を内側から蝕む暗闇の歩みであることを警告し、信徒に対して謙遜と愛、そして羊のような無垢さを保つよう促します。洗礼によって新しく生まれ変わったキリスト者は、肉的な争いを退け、キリストの天上の姿を身にまとって敵をも愛すべきであると主張されます。最後に著者は、悪魔の誘惑に対抗するために黙想、祈り、善行に励むことを勧め、嫉妬を捨てて愛と平和のうちに神の御前で正しい生活を送るよう呼びかけています。
