カルタゴのキュプリアヌス

カルタゴのキュプリアヌス · Cyprian of Carthage

カトリック教会の一致について

On the Unity of the Catholic Church

ラテン語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。

§1-3 から読む →作品全体を PDF
範囲範囲を PDF
目次へジャンプ
ジャンル
Theology
引用方式
section
チャンク数
10
§1-3–§24-27
対訳文数
1,155
日本語 395 · English 186 · 简体中文 251 · 한국어 323

底本

Cyprian. Saint. S. Thasci Caecili Cypriani Opera omnia, Pars I (Corpus Scriptorum Ecclesiasticorum Latinorum, Volume 3.1). Hartel, Wilhelm von, editor. Vienna: Gerold, 1868.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

カルタゴの司教キプリアヌスによる本作は、キリスト教会の絶対的な統一性(合一)と、分裂や異端の危険性を説く神学的論説です。著者は、キリストがペトロの上に教会の基礎を置いたことを示し、司教職の不可分性と教会の唯一性を、三位一体の結合やキリストの縫い目のない上着といった聖書の象徴を用いて論証します。特に「教会の外に救いはない」という基本原則を強調し、教会から離脱した者が行う洗礼や祈り、さらには命を捧げる殉教行為であっても、合一の愛を欠く限りは救いをもたらさないと厳しく警告します。また、たとえ過酷な迫害を耐え抜いた「告白者」であっても、後に分裂を先導するならばその罪は重く、神の罰を免れないことを旧約聖書の例を引いて説明します。最後に著者は、初代教会の熱烈な信仰と連帯を称賛しつつ、当時の信仰の衰退を嘆き、信徒たちが不和を避けて平和のうちに結束し、主の再臨に備えて神の掟を守り抜くよう強く鼓舞して本作を結んでいます。

目次

10 チャンク

引用方式:section