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カルタゴのキュプリアヌス · Cyprian of Carthage
棄教者について
On the Lapsed
ラテン語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Theology
引用方式
section
チャンク数
12
§1-3–§35-36
対訳文数
1,389
日本語 451 · English 262 · 简体中文 317 · 한국어 359
底本
Cyprian. Saint. S. Thasci Caecili Cypriani Opera omnia, Pars I (Corpus Scriptorum Ecclesiasticorum Latinorum, Volume 3.1). Hartel, Wilhelm von, editor. Vienna: Gerold, 1868.
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
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要旨
本書は、迫害が終息した後のキリスト教会において、信仰を捨ててしまった「背教者(ラプシ)」の処遇をめぐる深刻な問題を扱った神学・規律論の書です。著者はまず、信仰を守り抜いた者たちを称賛しつつ、危機の原因が信者の世俗化と規律の喪失に対する神の試練にあったと指摘します。そして、拷問に屈した者とは異なり、財産への執着などから安易に偶像礼拝に及んだ者たちを厳しく告発します。さらに、十分な悔い改めを経ずに安易な教会復帰を求めることの危険性を警告し、罪の許しは殉教者の嘆願によるのではなく、主のみに属するものであると論じます。最後に著者は、嘘の証明書で罪を免れようとした者にも神の審判が及ぶことを実例を交えて示し、全き悔い改めと善業に励むことこそが神の慈悲を得る唯一の道であると訴えて結びます。
