ジャンル
Geography
引用方式
chapter
チャンク数
15
§1-4–§51-57
対訳文数
1,592
日本語 506 · English 285 · 简体中文 357 · 한국어 444
底本
Suetonius. De Vita Caesarum Libri VIII. Ihm, Max, editor; Leipzig: Teubner, 1908.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本書は、ローマ帝国第5代皇帝ネロ(Nero)の生涯と、その極端な性格および治世を描いた伝記作品である。前半では、ネロの先祖であるドミティウス氏族の血統から、不遇な幼少期を経て17歳で即位するまでの経緯が語られる。即位当初は寛大で好意的な統治方針を示したネロであったが、やがて音楽や演劇、戦車競技などの芸術や見世物に異常な執着を見せ、自ら舞台に立つようになる。さらにその支配は放蕩、奢侈、そして母アグリッピナや親族、知識人セネカらの粛清を伴う残虐非道なものへと変貌していく。ローマの大火を契機に人々の不満は頂点に達し、各地で反乱が勃発する。最終的に、周囲から見捨てられたネロは逃亡の末に自害を余儀なくされ、その劇的な最期と死後の人々の反応をもって本伝記は幕を閉じる。
