スエトニウス

スエトニウス · Suetonius

カリグラ

Caligula

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ジャンル
Geography
引用方式
chapter
チャンク数
15
§1-5–§57-60
対訳文数
1,559
日本語 503 · English 295 · 简体中文 334 · 한국어 427

底本

Suetonius. De Vita Caesarum Libri VIII. Ihm, Max, editor; Leipzig: Teubner, 1908.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本書は、ローマ帝国第3代皇帝ガイウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス、通称「カリグラ」の生涯と、その極端な変貌を描いた伝記である。物語は、非凡な美徳を持ちながら早逝した高潔な父ゲルマニクスの死と、市民の深い哀悼から始まる。カリグラは兵士たちに愛されて育ち、前皇帝ティベリウスの死後、民衆の熱狂的な歓迎を受けて帝位を継承した。即位当初は寛大な政策で絶大な支持を得たものの、やがて自らを神格化して狂気と残虐性に支配され、親族の粛清や凄惨な暴政を行うようになる。奇行に満ちた遠征や贅沢による財政破綻、不条理な迫害は人々を恐怖に陥れ、最終的には近衛兵将校らの暗殺計画によって非業の死を遂げる。不吉な予兆に満ちたその最期と、独裁からの解放を模索する元老院の姿をもって作品は締めくくられる。