ジャンル
Geography
引用方式
book.section
チャンク数
10
§Lep.1-Lep.16–§Mithr.13-Mithr.23
対訳文数
1,009
日本語 307 · English 208 · 简体中文 217 · 한국어 277
底本
Sallust. C. Sallusti Crispi Catilina, Iugurtha, orationes et epistulae excerptae de historiis. Ahlberg, Axel Wilhelm, editor. Leipzig: Teubner, 1919.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
要旨
本作は、共和政ローマ末期の激動期における内憂外患を、当時の政治家や将軍、外国の君主たちによる演説や書簡を通じて描き出した歴史作品です。スッラ没後の混乱を背景に、ローマの国内政治における自由の喪失と寡頭支配への不満、そして深刻な対外戦争が多角的に捉えられています。作品内では、レピドゥスやマケルが市民に向けてスッラ体制の残虐性を告発し、失われた自由と護民官の権利を回復するために決起することを促します。これに対し、フィリップスは元老院に向けてレピドゥスらの叛乱に対抗する断固たる決議を求め、執政官コッタや将軍ポンペイウスは困窮する国家と軍隊の現状を訴えて支援を要請します。さらに、東方の宿敵ポントス王ミトリダテスによる書簡は、ローマのあくなき支配欲を告発し、パルティアとの共同戦線を呼びかけています。これら緊迫感に満ちた生々しい言葉の数々は、内政の分裂と外征の激化に揺れる共和国の危機的状況を鮮明に描き出しています。
