コルネリウス・ネポス

コルネリウス・ネポス · Cornelius Nepos

ミルティアデス伝

Miltiades

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ジャンル
Geography
引用方式
chapter.section
チャンク数
8
§1.1-1.6–§8.1-8.4
対訳文数
298
日本語 81 · English 69 · 简体中文 70 · 한국어 78

底本

Cornelius Nepos. Cornelii Nepotis Vitae. Fleckeisen, Alfred; Halm, Karl, editors. Leipzig: Teubner, 1886.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本書は、アテナイの偉大な将軍ミルティアデスの生涯を描いた伝記的歴史叙述です。物語は、彼が神託によってヘルソネソスへの入植指導者に選ばれ、機知によってレムノス島を占領する初期の活躍から始まります。やがてペルシアの脅威が迫るなか、ミルティアデスはマラトンの戦いで早期出撃を強く主張し、地勢の利を活かした巧みな指揮によって圧倒的なペルシア大軍を撃破する不滅の功績を挙げます。しかし、その後のパロス島遠征で不慮の誤認から撤退を余儀なくされると、彼はアテナイ市民から反逆罪で告発され、獄中で悲劇的な最期を迎えます。著者は、彼が有罪とされた真の背景には、突出した英雄が僭主(テュランノス)となることを極度に恐れる市民たちの警戒心理があったことを示し、名誉の変遷と民衆の心理を浮き彫りにしています。

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