キケロ

キケロ · Cicero

ティマイオス

Timaeus

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ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
8
§1-8–§46-52
対訳文数
745
日本語 243 · English 138 · 简体中文 158 · 한국어 206

底本

Cicero. M. Tullii Ciceronis Scripta quae manserunt omnia, Partis IV, Vol III. Mueller, C. F. W., editor. Leipzig: Teubner, 1900.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、キケロが学友たちとの交流を回顧することから始まり、プラトンの宇宙論対話篇『ティマイオス』をラテン語へと翻案・紹介する形式をとる哲学・科学の書である。物語は、造物主(デミウルゴス)が永遠の模範に基づき、この世界を最も美しく善いものとして創造する決意を語る場面から始まる。造物主は火、土、水、空気の四元素を比例関係によって結合して球体の宇宙の肉体を形作り、さらに「同一なるもの」と「他なるもの」からなる宇宙の魂を吹き込んで調和ある運動を与えた。続いて、天体の運行による時の測定や「完全な年」の成立、そして星々や鳥、陸上生物などの多様な生命の創造が語られる。後半では、人間の肉体形成が下位の神々に委ねられ、魂が辿るべき輪廻の秩序や、視覚のメカニズムが説明される。最終的に、視覚を通じて天体の秩序を知ることが人間に哲学という最大の恩恵をもたらすという結論に至り、肉体と魂の調和の重要性が示唆される。

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