キケロ

キケロ · Cicero

デイオタルス王弁護

In Defense of King Deiotarus

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
8
§1-7–§38-43
対訳文数
917
日本語 273 · English 189 · 简体中文 200 · 한국어 255

底本

Cicero. M. Tulli Ciceronis Orationes, Vol. VI. Clark, Albert Curtis, editor. Oxford: Clarendon Press, 1918.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、ローマの政治家・弁論家キケロが、ガラティアの君主デイオタルス王をカエサル暗殺謀略の罪から救うために行った弁論です。裁判はカエサルの私邸という異例の環境で執り行われ、キケロは異例の状況への動揺を隠さずも、カエサルの公平さと寛大さに信頼を寄せて弁護を開始します。まず、デイオタルスがかつて内乱期にポンペイウス側を支援したことは当時の混乱によるやむを得ない判断であったと釈明します。次いで、王がカエサル暗殺を計画したという具体的な告発やその他の嫌疑に対し、計画の不自然さや告発側の矛盾、王の優れた徳性を挙げて悉く反駁します。さらに、奴隷をそそくして主人を告発させた原告側の不道徳さを激しく非難します。最終的に、王がカエサルの恩義に深く感謝していることを強調し、彼に破滅ではなく安全をもたらす寛大な判決を下すよう懇願して結んでいます。

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