ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
6
§1-5–§27-32
対訳文数
577
日本語 161 · English 130 · 简体中文 124 · 한국어 162
底本
Cicero. M. Tulli Ciceronis Orationes, Volume 6. Clark, Albert Curtis, editor. Oxford: Clarendon Press, 1911.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
キケローによる本作は、詩人アルキアースのローマ市民権の適法性を証明するために行われた弁論です。原告による市民権登録の不備という形式的な訴えに対し、キケローは法的な事実関係を整理しつつ、文学と教養(フマーニタース)の価値そのものを熱烈に擁護します。演説の前半では、アルキアースがかつてヘラクレアで市民権を獲得し、適法にローマ市民の届け出を行った事実が論証されます。後半でキケローは、文学が精神の回復や人格形成に果たす役割、さらには国家の偉大な功績を後世に伝える名声の重要性を強調し、優れた詩人の存在がいかに公益に資するかを主張します。最終的に、市民権の正当性と詩人の神聖さを結びつけ、アルキアースをローマ市民として守るよう法廷に訴えかけて演説を締めくくります。
