ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
9
§1-8–§45-49
対訳文数
902
日本語 276 · English 183 · 简体中文 191 · 한국어 252
底本
Cicero. M. Tulli Ciceronis Orationes, Volume 6. Clark, Albert Curtis, editor. Oxford: Clarendon Press, 1911.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、ガリア属州総督時代の横領罪に問われたマルクス・フォンテイウスを弁護するために、マルクス・トゥッリウス・キケロがローマの法廷で行った演説である。キケロはまず、フォンテイウスの過去の会計記録が極めて正確であることを示し、告発側の証拠の信憑性の低さを鋭く追及する。そして、被告を支持するローマ市民や忠実な同盟都市マッシリアに対し、告発を行っているのは敵対的な現地ガリア人部族にすぎないことを対比させる。さらに、ガリア人の野蛮な風習や不信心さを挙げて彼らの証言の信頼性を否定し、ワイン税などをめぐる疑惑は捏造であると主張する。最後に、フォンテイウスの軍事指導者としての有能さと高潔さを称え、ヴェスタの処女(ウェスタリス)である彼の姉妹らの哀願を示しながら、裁判官たちにガリア人の脅迫に屈せず無罪判決を下すよう強く呼びかける。
