ジャンル
Rhetoric
引用方式
chapter
チャンク数
7
§1-7–§50-56
対訳文数
903
日本語 256 · English 212 · 简体中文 185 · 한국어 250
底本
Cicero. M. Tulli Ciceronis Orationes, Volume 6. Clark, Albert Curtis, editor. Oxford: Clarendon Press, 1911.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、マルクス・トゥッリウス・キケロが原告マルクス・トゥッリウスの代理人として、隣人プブリウス・ファビウスを相手取り、奴隷殺害に対する損害賠償を求めた法廷弁論である。事の発端は土地の境界をめぐる紛争であり、ファビウスの武装奴隷たちがトゥッリウスの農地を夜襲し、その奴隷たちを無残に殺害した事件である。キケロはまず、武装奴隷による暴力を厳しく取り締まるために設立された特別裁判の趣旨を説明し、本件における被告側の凶行を告発する。続いて、訴訟の争点となる「悪意(ドルス・マルス)」などの法的な文言をめぐり、相手方弁護人の都合の良い解釈をことごとく論破していく。最終的にキケロは、十二表法をはじめとする古来の法や自己防衛の規定を検討し、被告側の行為が正当化できない明白な襲撃であったことを論証する。
