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Antisthenes
ギリシア語 · 弁論・修辞学 · 模擬弁論
1 作品 · 123 対訳文
生年: 紀元前445年 / 没年: 紀元前365年
Piraeus → アテネ · 哲学者
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本作は、トロイア戦争の英雄アキレウスの死後、その遺品である武具の所有権をめぐって、大アイアースがギリシア軍の裁判官たちに向けて行ったとされる弁論演説です。アイアースは対立候補であるオデュッセウスの臆病さと、欺瞞に満ちた行動を鋭く批判します。特に、オデュッセウスの夜襲や神殿からの盗み出しといった行為を卑劣な偽装として告発し、それに対して自らの正々堂々とした戦いぶりと輝かしい軍功を対比させます。そして、言葉の巧みさではなく、真の勇気と戦場での具体的な「行為」に基づいて判断を下すよう訴えかけます。沈黙の実行者としての誇りと、言葉を武器とする者への不信感が色濃く表現された、説得力に富む修辞学的作品です。