オリゲネス

オリゲネス · Origen

口寄せ女について

On the Engastrimythos

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ジャンル
Theology
引用方式
section
チャンク数
9
§1-2–§10
対訳文数
950
日本語 319 · English 153 · 简体中文 217 · 한국어 261

底本

Origenes. Origenes Werke, Vol 3. Klostermann, Erich, editor. Leipzig: Hinrichs, 1901.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、旧約聖書の『サムエル記』に登場するエンドルの霊媒(エンガストリミュトス)が、死した預言者サムエルを本当に呼び出したのかという解釈上の難問を追究する神学的論考です。著者は、偉大な預言者が霊媒によって呼び出されたり、冥府(ハデス)に送られたりするはずがないとする懐疑的なキリスト教徒の主張を紹介します。これに対して著者は、聖書の客観的な記述の構造に着目し、現れたのが悪霊ではなくサムエル本人であることを論証していきます。さらに、キリスト以前の預言者や聖者たちが冥府に下ったのは、苦しむ人々を救うための博愛の意志によるものであり、彼らは死後も預言の恵みを失っていなかったことを説明します。最終的に、キリストの到来を境に冥府の状況が一変したことを示し、現代のキリスト者は死後ただちにキリストのもとに至るという、古代の父祖たちに勝る恩恵にあずかっていると説いて結んでいます。

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