エピクロス

エピクロス · Epicurus

ヘロドトス宛の手紙

Letter to Herodotus

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ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
9
§35-40–§79-83
対訳文数
733
日本語 234 · English 136 · 简体中文 149 · 한국어 214

底本

Epicurus. Epistula Prima ad Herodotum. Epicuri epistulae tres et ratae sententiae a Laertio Diogene Servatae. von der Mühll, Peter, editor. Leipzig: Teubner, 1922.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、古代ギリシアの哲学者エピクロスが友人のヘロドトスに宛て、自身の自然学(物理学)の基本教説を体系的かつ簡潔にまとめた書簡形式の著作です。その主たる目的は、宇宙の本質を理解することで死や超自然的なものへの恐怖を払い、魂の平穏を得ることにあります。まず認識の基盤として感覚の信頼性を確立した上で、宇宙は「原子(アトム)」と「空虚」のみから構成され、無から有は生じないという基本原則を提示します。続いて、原子の運動や性質、感覚が生じる仕組みとしての「映像(エイドーラ)」の流出、そして魂もまた微細な原子からなる消滅可能な物質であることを論じます。終盤では、天体現象が神の意図ではなく自然の必然性によって起こることを明らかにし、自然学の真の目的が迷信から解放された心の平穏にあることを強調して締めくくられます。

目次

9 チャンク

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