アイリオス・アリステイデス

アイリオス・アリステイデス · Aelius Aristides

アテナイ人との平和のために

On Peace with the Athenians

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
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チャンク数
4
§399-400–§405-406
対訳文数
391
日本語 112 · English 79 · 简体中文 88 · 한국어 112

底本

Aristides. Vol. 1. Dindorf, Wilhelm, editor. Leipzig: Reimer, 1829.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、敗戦したアテナイの処遇をめぐり、勝者であるスパルタ人に対して徹底的な破壊を避け、寛大な処置をとるよう説得する弁論である。弁者はまず、アテナイを完全に滅ぼすことの不条理さを指摘し、寛大さを示すことこそがスパルタ自身の正義と評判を守る道であると主張する。さらに、敗者を寛大に扱うことはスパルタの伝統であり、ギリシアの連帯にも適うものであると説く。その上で、ペルシア戦争をはじめとする過去の歴史においてアテナイがギリシア全体に施した多大な貢献と恩恵を想起させ、将来のバルバロイ(異民族)の脅威に備えるためにも彼らの存在が必要不可欠であることを強調する。最終的に、同盟諸国の不満をなだめつつ、武力のみならず人道(寛大さ)においてもアテナイに勝るべきだと結論づけている。

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