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アイリオス・アリステイデス · Aelius Aristides
シケリアへの援軍について
On Sending Aid to Those in Sicily
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
Jebb_page
チャンク数
7
§363-364–§374-375
対訳文数
720
日本語 219 · English 141 · 简体中文 151 · 한국어 209
底本
Aristides. Vol. 1. Dindorf, Wilhelm, editor. Leipzig: Reimer, 1829.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、ペロポネソス戦争期のアテナイ民会を舞台に、シケリア遠征の継続と援軍の派遣を強く訴える弁論です。語り手は、現地で苦戦する将軍ニキアス(Nikias)への不当な批判を退け、彼の指揮権を維持したまま速やかに増援を送るべきだと主張します。議論の中で語り手は、一時的な敗北に動揺する市民を鼓舞し、かつてのペルシア戦争における先祖たちの不屈の闘志を引き合いに出して、現在の困難に屈しないよう促します。また、遠征先での支配や維持の困難さを懸念する声を退け、本土での防衛ではなく、シケリアという現地で敵を抑え込むことの戦略的重要性を説きます。最終的に、ここでの撤退はアテナイの威信を傷つけ、かえって敵を本土へ呼び寄せる破滅的な結果を招くと警告し、即座の強力な援助送付を求めて演説を締めくくります。
