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アイリオス・アリステイデス · Aelius Aristides
聖なる話 1
Sacred Tales I
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Geography
引用方式
Jebb_page
チャンク数
9
§273-274–§289-290
対訳文数
1,233
日本語 383 · English 231 · 简体中文 272 · 한국어 347
底本
Aristides. Vol. 1. Dindorf, Wilhelm, editor. Leipzig: Reimer, 1829.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、2世紀の弁論家アイリオス・アリステイデスが、医神アスクレピオス(Asklepios)から受けた神託や夢、そしてそれらに従うことで得られた奇跡的な治癒の経緯を克明に綴った自伝的な散文作品である。著者は自身の深刻な胃腸の不調や様々な病苦を告白し、神から下された入浴の禁止や断食、瀉血といった過酷な医療的指示を忠実に実行していく。ペルガモンなどの神殿を舞台に、夢を通じて示される神の意志は、単なる肉体の治療にとどまらず、ローマ皇帝との謁見や演説活動といった著者の社会的・文学的活動にまで及ぶ。後半では、医師たちが諦めた巨大な腫瘍の治癒や、身近な人々の生死にまつわるエピソードが描かれ、自らの弁論活動と命そのものが神の恩寵に支えられているという確信が示される。神と病に翻弄されながらも、信仰と学問への情熱を失わなかった個人の精神的・肉体的な克明な記録である。
