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アイリオス・アリステイデス · Aelius Aristides
セラピスへ
To Serapis
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
Jebb_page
チャンク数
5
§47-48–§55-56
対訳文数
466
日本語 157 · English 85 · 简体中文 102 · 한국어 122
底本
Aristides. Vol. 1. Dindorf, Wilhelm, editor. Leipzig: Reimer, 1829.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、エジプトの神サラピス(Sarapis)を讃える散文の弁論(讃歌)である。前半では、詩人が用いる韻律(個別的な尺度)に対して、人間の本性に合致した散文(全体の尺度)こそが神への讃歌にふさわしいという独自の修辞学観が展開される。中盤に入ると、サラピスが魂・身体・財産という生の三要素のすべてに恩恵を与え、特に健康を司る調和的な神であることが示される。さらに、彼はゼウスの普遍的支配力を体現し、陸海空のみならず冥界までも主宰する全宇宙的な存在として描かれる。最後は、著者が海上での危機から奇跡的に救われた個人的な体験を回想して神への深い感謝を表し、サラピスの守護都市アレクサンドリアでの祈りをもってこの壮麗な讃歌を締めくくる。
