ジャンル
Philosophy
引用方式
fragment.chapter
チャンク数
8
§2.1–§2.9
対訳文数
1,125
日本語 333 · English 243 · 简体中文 229 · 한국어 320
底本
Theophrastus, Theophrasti Eresii Opera quae supersunt omnia, Volume 3, Wimmer, Teubner, 1862
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
要旨
本書は、自然界に存在する石や土、鉱物の生成原因や分類、およびその物理的・化学的性質を体系的に探求した、古代の科学・哲学の著作である。著者はまず、石の基本素材を「水」と「土」に求め、凝固の原理に基づいてそれらを分類することから始める。前半では、多様な石の熱に対する反応(融解、破裂、可燃性など)や、印章に用いられる宝石(スマラグドスやリュングリオンなど)、真珠や珊瑚といった希少な物質の特異な性質を、産地を交えて具体的に記述する。後半では、金の純度を測る試金石の試験方法や、天然の顔料としての土の分類、さらに人間の技術によって人工的に作り出される顔料(鉛白や辰砂など)の製法へと議論が及ぶ。最後に、接着や建築に用いられる石膏(ギプソス)の特性を論じることで、自然界の物質がいかに人間の実生活や装飾技術と結びついているかを明らかにする。
