アリストテレス

アリストテレス · Aristotle

メリッソス・クセノパネス・ゴルギアスについて

On Melissus, Xenophanes, and Gorgias

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ジャンル
Philosophy
引用方式
part.chapter.section
チャンク数
11
§Xenoph.1.1-Xenoph.1.7–§Georg.6.8-Georg.6.17
対訳文数
1,206
日本語 346 · English 256 · 简体中文 271 · 한국어 333

底本

Aristotle. Aristotelis Opera, Volume 6. Bekker, Immanuel, editor. Oxford: Oxford University Press, 1837.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、初期ギリシアの哲学者であるメリッソス、クセノパネス、そしてソフィストのゴルギアスの学説を対象とし、その存在論や認識論、論理的帰結を批判的に検証する哲学論考です。作品は大きく三つの部分に分かれ、それぞれの思想家の主張を要約した上で、その前提や論証の矛盾を緻密に分析します。前半では、エレア派の「無から何も生じない」という大前提や、存在の一性・不動性・無限性、さらには唯一の神に関する規定が吟味されます。著者は他学派の自然哲学も参照しつつ、感覚が示す多や運動、変化の可能性を擁護します。後半では、ゴルギアスの「何ものも存在しない、仮に存在しても知られず、伝えられない」という有名な三分法を取り上げ、その論理的な破綻や感覚知覚と言葉(ロゴス)の非対称性を指摘して論駁を試みます。本書は、一元的な存在論や過激な懐疑主義に対し、整合的な論理分析を通じてその不整合性を暴き出す試みとなっています。