アリストテレス

アリストテレス · Aristotle

自然学

Physics

ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。

§1.1 から読む →作品全体を PDF
範囲範囲を PDF
目次へジャンプ
ジャンル
Philosophy
引用方式
book.chapter
チャンク数
113
§1.1–§8.10#2
対訳文数
11,533
日本語 3580 · English 2147 · 简体中文 2309 · 한국어 3497

底本

Aristotle. Aristotelis Physica. Ross, W.D., editor. Oxford: Clarendon, 1960.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、アリストテレス(Aristoteles)が自然界における変化や運動の根本原理を体系的に探究した、全8巻からなる自然哲学の古典である。著者はまず、自然研究の方法論を定め、先行する自然学者たちの説を批判的に検証しながら、生成変化を説明するために「質料(hyle)」、「形相(eidos)」、「欠如」という三つの原理を提示する。続いて、自然物における四つの原因(四原因)を定義し、運動、無限、場所、虚空、時間といった、自然学の基盤となる重要概念の定義やアポリアを次々と解明していく。後半では、運動の範疇を分類し、ゼノンのパラドックスを排しながら、時間や大きさの連続性を数学的・論理的に証明する。最終的に、宇宙の永遠なる連続運動を維持するためには、部分や大きさを持たない「不動の第一動者」の存在が不可欠であるという結論へと至る。