アリストテレス

アリストテレス · Aristotle

動物の諸部分について

Parts of Animals

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ジャンル
Philosophy
引用方式
book.chapter.section
チャンク数
84
§1.1.1-1.1.5–§4.13.1#3
対訳文数
6,919
日本語 2185 · English 1309 · 简体中文 1359 · 한국어 2066

底本

Aristotle. Aristotelis De partibus animalium libri quattuor. Langkavel, Bernhard. Leipzig: Teubner, 1868.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

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要旨

アリストテレスの『動物部分論』は、動物の身体を構成する様々な「部分」が、いかなる目的や機能のために存在しているのかを、目的論的な自然観に基づいて解き明かす自然科学・哲学の著作です。第1巻では、単なる質料的な説明を批判し、形相や目的因を重視する研究方法論が提示され、種を二分していく分類法の限界が指摘されます。続く第2巻から第4巻にかけては、具体的な身体の構成が、素材となる「同質部分」(血液、肉、骨、脳など)と、機能を持つ「異質部分」(目、耳、内臓、肢など)に分けて体系的に議論されます。著者は、人間から有血動物(哺乳類、鳥類、魚類など)、さらには様々な無血動物(昆虫、軟体動物など)に至るまで、多様な生物の解剖学的構造を詳細に比較しています。最終的に、すべての器官の配置や形態は、その動物の生存や活動に最適化された自然の合理的設計によるものであることが示され、本書は生殖と発生の議論への橋渡しを以て締めくくられます。