アリストテレス

アリストテレス · Aristotle

気象論

Meteorology

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ジャンル
Philosophy
引用方式
book.chapter
チャンク数
68
§1.1-1.2–§4.12
対訳文数
6,511
日本語 2125 · English 1174 · 简体中文 1224 · 한국어 1988

底本

Aristotle. Aristotelis Meteorologicorum Libri Quattuor. Fobes, Francis H., editor. Cambridge, MA: Harvard University Press, 1919

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、天体と地上の間にある領域で起こる様々な自然現象を対象とする、アリストテレスによる自然科学・自然哲学の著作です。第一巻では、宇宙を構成する四大元素の相互変化と「二重の呼気(気化物)」の理論に基づき、彗星や天の川、雨、雹などの気象現象や、河川の生成と大地の長期的な乾燥・湿潤の周期変化を解き明かします。第二巻と第三巻では、海の塩分、風の性質、地震の要因となる地中の「プネウマ(風)」、さらには雷や稲妻、虹や暈(かさ)といった光学現象のメカニズムが幾何学的な視覚の反射モデルを用いて系統的に論じられます。最終章にあたる第四巻では、熱・冷・乾・湿という四つの基本性質の相互作用による物体の固化や融解、生成消滅の物理的プロセスが詳細に分析されます。全体を通じて、自然界の動的な気象・物理現象が統一的な原理によって説明され、最終的にすべての自然物がその機能と目的によって規定されているという目的論的な自然観へと到達します。