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アリストテレス · Aristotle
動物の運動について
Movement of Animals
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
8
§1-2–§11
対訳文数
754
日本語 223 · English 153 · 简体中文 160 · 한국어 218
底本
Aristotle. De animalium motione et De animalium incessu. Jaeger, Werner, editor. Leipzig: Teubner, 1913.
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、すべての動物に共通する場所的移動の物理的・生理的・心理的メカニズムを究明した自然哲学書である。まず、運動が成立するためには身体の関節のような内部の静止点だけでなく、動物の外部にも絶対的な「不動の支点」が必要であることを示し、これを天体の運行を支える第一の動者との対比で論じる。続いて、動物を実際に動かす心理的始原として知性と欲求の役割を分析し、実践三段論法を用いて、思考や欲求がいかにして直接的な行動へと結びつくかを解明する。その身体的連動プロセスは、心臓付近の微小な熱的変化が身体全体を動かす自動機械に例えられる。最終的に、運動の物質的媒体であるプネウマ(気)の役割と、身体の中心(心臓)にある魂の始原を特定し、動物の身体がよく統治された国家のように秩序立って機能していることを提示して、全体の議論を締めくくる。
